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SNSの抽選ツールとは?選定ポイントや利用するメリットについて徹底解説!

目次

SNS運用に取り組んでいる企業の中には「SNSの抽選ツールって何?選定ポイントや利用するメリットについて知りたい。」

このように思われている方も多いのではないでしょうか?

企業がSNSを効果的に運用する上では、抽選ツールをどれだけ上手く使えるかもポイントになってきます。

当記事では、より効果的にSNSを運用するために、抽選ツールの概要や選定ポイント、さらに利用するメリットついて解説していきます。

記事を最後まで読んでいただければ、抽選ツールの概要や選定ポイント、利用のメリットについて理解できるかと思いますので、ぜひ最後までお付き合い下さい。

それでは解説していきます!

SNSの抽選ツールとは

SNSの抽選ツールとは、SNSで抽選を実施する際に必要になる事務局が行う作業を効率化できるツールです。

抽選ツールを使うことにより、抽選に応募した者の収集や抽選作業の自動化、当選した人へ通知を自動で配信するといったさまざまな業務の効率化が可能であり、抽選の実施にかかる時間や手間を大きく減らせます。

SNSの抽選ツールを提供している事業者のサービス内容は、業者によりさまざまです。

単純にツールの提供を行うのみならず抽選ページのクリエイティブ業務や施策プランニング、プレゼントの手配、問い合わせ対応、さらにプレゼントの発送代行など、抽選で必要となる全般の業務サポートが受けられるサービスも多くあります。

抽選ツールの選定ポイント

抽選ツールの選定ポイントは、以下8つです。

利用できるSNS・キャンペーン

どのような抽選を行う予定なのか、SNSはどの種類で行う予定なのかで、どのような抽選ツールを使うか絞り込みが可能です。

例えば、認知を拡大させる狙いで行うキャンペーンを行う際には、X(旧Twitter)でリツイートキャンペーンが可能なツールを選ぶ必要があります。

若者をターゲットに行うキャンペーン施策の場合は、TikTokで使える抽選ツールが最適でしょう。

また、抽選ツールを長期間利用したいのであれば、さまざまなキャンペーン種類やSNSに対応可能なツールを選定することがポイントです。

サポート体制の内容・オプション

インスタントウィンを実施するには、キャンペーンに応募した人の情報を管理したり、ページを作ったりといった、多種多様な業務を行う必要があります。

利用する抽選ツール次第では、キャンペーンを作った段階からサポートが受けられ、キャンペーン企画を立ててくれるアドバイスが提供されているので、リソースがなければ、こういったサポートが受けられるツールを選定するようにしましょう。

景品が用意していない際や、現物を発送する必要があり、当選した人の送付先情報を集めるところから実際に景品を配送するといった一連の業務代行を頼みたい際には、景品を手配するところから対応可能な抽選ツールが最適です。

利用する抽選ツールが自社が受けたいサポートを提供しているか、オプションに求める機能があるかを利用前に必ず確認するようにしましょう。

機能の充実性

抽選ツールは、対応しているキャンペーンとSNSを軸に、利用するツール候補を抽出していくのがおすすめです。

候補をある程度限定させたら、次にそれぞれのツール機能を確認していきます。

機能確認では、キャンペーンを実施するために必要になる機能が搭載されているかは当然のこと、どの程度自動化や効率化できるのか確認してみましょう。

自動化や効率化するための機能が多く用意されているツールほど、自社が望むキャンペーンを行いやすくなり、キャンペーン頻度を上げたり、人件費を減らしたりできる可能性が高いです。

自動化や効率化に限らず、分析機能についても細かく確認するのがおすすめです。

キャンペーンを実施する前と後のインプレッションの変化やフォロワー数の増加具合といった効果が細かく測定できることで、次回はより効果の高いキャンペーンを実施できます。

価格は予算内か

抽選ツールを選ぶ際には、利用する価格が予算の範囲内か必ず確認して下さい。

X(旧Twitter)においてキャンペーンの実施をサポートしてもらおうと外部に委託する場合、約50〜80万円かかるのが一般的です。

X抽選ツールを利用する際に発生する料金だけでなく、キャンペーン運用をサポートすることが前提のツールも存在すれば、できるだけコストを削減しユーザー自身で運用が行えるようなツールも存在しています。

運用のサポートが前提になっているツールに比べ、運用サポートが受けられなくてもユーザー自身で運用可能なツールを選んだ方が、コストは安く抑えられます。

そのため、自社で使える予算を事前に確認しておき、予算内で使えるツールかどうか選ぶことが大切です。

UI・UX

抽選ツールを導入したとしても、しっかりと使えなければ導入する意味がありません。

画面配置や操作がしやすく、分析画面が使いやすいといった操作性に関しても必ず確認しましょう。

利用するツール次第では、無料で試せるトライアル期間が設定されているものもありますので、誰でも使いやすいツールかどうか確認するのがおすすめです。

実績があるか

複数の抽選ツールを比べ、利用するツールを選定する際は、ツールを導入した実績の信頼性が高いかも確認しておきましょう。

ただ単に導入されている件数が多いツールを選ぶのではなく、大手の企業から導入されている実績を持っているかもチェックしておくと良いでしょう。

また、抽選ツールを提供する企業が、自社の運用するSNSについて知見を豊富に持っているかも大きなポイントです。

複数のツールにおける導入実績を比べ、実際にツールを導入している企業の業種や業界、規模などの軸から自社と共通している点を探し、キャンペーンなどの種類も共通点があるツールの利用がおすすめです。

万が一、いくつかのツールで迷って決められないのであれば、自社と似ている事例を調査し、問い合わせしながらツールを選定すると良いでしょう。

定期的にアップデートされているか

XやInstagramなど、どのSNSでもアップデートが定期的に行われています。

利用する抽選ツールも、それぞれのSNSで行われるアップデートの度に対応可能なツールを選ぶことが大切です。

これまでのアップデート頻度や、SNSがアップデートされた際にどの程度の早さで対応しているかを確認するようにして下さい。

特に、Xに対応しているツールであれば、新API以降にも対応しているかがポイントです。XのAPIプランでは、2023年の3月から新しく生まれ変わり、これまで使っていたプランは提供が停止されているため、新APIで使えるかを必ずチェックしましょう。

すぐに導入できるか

抽選ツールの選定では、すぐに導入できるものを選ぶと良いでしょう。

申し込みを行ってから導入するまでが短期間で済ませられれば、1回限定のキャンペーンや急遽行う場合にも対応可能です。

基本的な抽選ツールであれば、導入するのに約2週間~1ヵ月かかります。

抽選ツールを選定する時は、導入するまでにどの程度の期間がかかるのか事前に必ず確認しましょう。

抽選ツールを利用するメリット

抽選ツールを利用するメリットは、以下3つです。

業務が効率化できる

抽選ツールを利用することで業務が効率化できます。

例えば、Xでキャンペーンを行おうとした場合、以下業務が発生します。

  • 企画の立案
  • キャンペーン要項作り
  • 当選者に向けたDMの作成
  • 情報を入力するフォーム作り
  • キャンペーンを告知する投稿
  • キャンペーン賞品の発送
  • キャンペーン効果の分析など

このように、キャンペーンを行おうとすると、企画を立案したり、応募者情報を集めたりといった多くの業務を行わなければなりません。

応募者が増加すれば、新規フォロワーの獲得や、商品・ブランドの認知拡大といった効果は期待できますが、その分、業務量も多くなってしまいます。

上記で記載した業務の他にもさまざまな業務を自社ですべて実施するのは非常に大変です。

従業員の業務負荷が増えてしまうことで、コア業務が妨げられてしまう可能性も高いです。

しかし、抽選ツールを使うことによって従業員の業務負荷を軽減し、コア業務や分析業務といった業務に時間が割けるようになります。

ツールを使うことによる業務効率化は、従業員にかかる負荷を軽減できることに加え、キャンペーンなどのマーケティング施策を効率化することにも繋がります。

データの集計や分析が可能

抽選ツールを導入することで、データの集計や分析が可能になります。

多くの抽選ツールには、データを集計する機能が搭載されており、取集されたデータは表や表といった形式で見える化できます。

キャンペーンを実施する前と後でフォロワーが、どの程度変化したか分かるツールも存在するため、実施効果が深く分析可能です。

キャンペーンを行い、その都度分析するのを繰り替えし行うことにより、キャンペーンで実施する内容を改善し磨きをかけられます。

顧客の新規獲得や認知拡大といった目的によって、どのような内容のキャンペーンを行えば良いか明確にできることで、戦略的なマーケティングが進められます。

セキュリティが向上できる

抽選ツールを導入することで、セキュリティが向上できます。

抽選のキャンペーンの場合、賞品を発送するために、当選した人の本名や連絡先、住所といった個人情報を収集するケースも多いです。

このような個人情報は、厳重に管理する必要がありますが、ツールを利用せずに手動でキャンペーンを行う際には、DMで当選連絡のやり取りを行うことで情報が漏れてしまう可能性があります。

キャンペーンを実施する規模が大きければ大きいほど、当選者も増加しDMなどのやり取りが増加するため、ミスも発生しやすくなってしまいます。

また、応募した人や当選した人のリストが漏れてしまう可能性も高いです。

抽選ツールは、このようなリスクを考慮し、厳重なセキュリティ管理がされています。

情報が漏えいしてしまう可能性をゼロにするのは不可能ですが、手動で対応したり、管理したりする場合に比べキャンペーンを安心して行えます。

抽選ツールで企画する際の注意点

抽選ツールで企画する際の注意点は、以下3つです。

鍵アカウントは当選対象から除く

鍵がかけられているアカウントは当選対象から除くのがおすすめです。

なぜかというと、鍵アカウントは鍵のかかっていないアカウントと比較し、フォローするのに手間や時間がかかってしまうからです。

鍵アカウントがフォロワーにいたとしても、どんな人物なのか把握することはできません。

また、DMを送る際にも、通常のアカウントに比べ時間がかかります。

そのため、すぐにプレゼントを発送したいのにできないなどストレスを感じてしまう可能性が高いです。

手間をかけたにも関わらず、返信がもらえずに新しく当選者を選ばなければならない可能性もあります。

ですので、鍵アカウントは当選対象から除くようにしましょう。

ガイドラインに注意する

抽選キャンペーンでプレゼント企画を実施する際には、キャンペーンを行うSNSのガイドラインに注意し内容を考えることが大切です。

もしもガイドラインに違反してしまった場合、アカウントの活動が制限されたり、凍結されたりしてしまう可能性があります。

例えば、誰がどう見ても過激と感じる内容や、攻撃的と感じてしまうような内容は絶対に避けて下さい。

キャンペーンと無関係の人に投稿が届いてしまった際にも、不快に感じさせてしまう可能性があります。

そのような他のアカウントから通報されることで、前述したような制限や凍結といった罰則が課せられることもありますので、十分注意してキャンペーン内容を考えるようにしましょう。

当選者を公開する

抽選による当選者の選定が済んだ場合は、必ず紹介するようにしましょう。

理由は、当選者を紹介することで、当選した人のアカウントに対し問い合わせることで、実際に景品がもらえているのか、内容通り実施されているのか、他のアカウントが知れるためです。

SNSを利用している方の中には、「この抽選企画は非常に魅力的だが、本当にこんなプレゼントがもらえるのか」「いいねやリツイートを稼ぐための口実で実際に抽選は行われていないのではないか。」と感じたことがあることもいるのではないでしょうか。

しかし、このような場合にも当選者をしっかりと紹介することで、実際にプレゼントが贈られているのか確認できます。

そのため、当選者が決まった際は必ず紹介しましょう。

また、当選した人に当選した報告をしてもらうのを条件とするのも効果的です。

理由は、当選した報告を他のアカウントが見ることで、読者の増加が期待できるからです。

つまり、当選した人が広告代わりになり、無料で拡散できるメリットが得られます。

抽選ツールを使うべき企業

抽選ツールは、SNS上でキャンペーンを実施したい企業に向いています。

さらにその中でも「キャンペーンを実施したいけれど、どこから着手すれば良いか分からない企業」や「キャンペーンを実施するノウハウがない企業」であれば、ツールを導入することで、キャンペーンが円滑に行える可能性が高いです。

その他にも、ツールの利用がおすすめな企業には「抽選キャンペーンを実施したにも関わらず、想定していたよりも成果がでなかった企業」もあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

企業がSNS運用によりマーケティング効果を出したいと思っている場合、SNSの抽選ツールを利用することで、より効果的なキャンペーンが行え、結果的にマーケティング効果を高められる可能性が高いです。

SNS運用に取り組む企業の方は、抽選ツールの概要や選定ポイント、利用するメリットについてしっかりと理解することで、SNS運用でマーケティング効果が期待できます。

抽選ツールを選ぶ際には、サポート体制や利用するSNSなどを考慮しつつ選ぶことが大切です。

また、自社でキャンペーンの企画から商品の発送まですべて行おうと思うと、時間も手間もかかってしまいます。

自社で効果的なキャンペーンを行える自信がない、キャンペーンを実施する時間がなかなか取れないという方は、デジタルギフトの利用がおすすめです。

デジタルギフトを上手く活用することで、手間をかけずに、より効果的なキャンペーンが実施でき、マーケティング効果を高められる可能性が高くなりますので、ぜひ一度検討してみて下さい。