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カジュアルギフトが人気なのは気軽に感謝や愛情を伝えられるから

目次

もっと気軽に感謝や愛情を伝えたい。そう思ったらカジュアルギフトをプレゼントしてはいかがでしょうか。

お中元やお歳暮といった型にはまった贈り物は重すぎて、差し上げるほうは負担に感じますし、受け取るほうは困ってしまうことがあります。

思い立ったときに小さなプレゼントをしたり、イベントの日に安価でも気持ちがこもったものを贈ったりするカジュアルギフトは、贈るほうにも贈られるほうにも喜ばれています。

カジュアルじゃないフォーマルギフトとは

カジュアルギフトはよく「フォーマルギフトではない贈り物」と定義されることがあります。そこでまずはフォーマルギフトについておさらいしておきましょう。フォーマルギフトを知ることで、カジュアルギフトの存在意義がみえてきます。

代表はお中元とお歳暮

お中元とお歳暮は日本のフォーマルギフトの代表格といってよいでしょう。新年から夏までの感謝を伝えるのがお中元で、1年間の感謝を伝えるのがお歳暮です。

お中元のルーツは中国にあります。中国には1月15日の上元、7月15日の中元、10月15日の下元という3つの節目の日があり、このうちの中元が日本のお盆と融合して、ご先祖様にお供え物をする習慣が贈り物をする習慣になったといわれています。

お歳暮の由来は、年末行事の御霊祭りとされていて、やはりご先祖様にお供え物をする風習が贈り物をすることに変わっていきました。

お中元とお歳暮は由緒正しく、なおかつ歴史と伝統があるので、現代でも大切な人に礼を尽くして贈り物をしたいときに使われています。

高級品を贈ることで感謝の強さを表す

お中元とお歳暮も十分フォーマルなのですが、年2回の恒例行事になってしまっているところもあるので、通常よりも深く感謝したい人には物足りなく感じることがあります。

例えばある人が、自分の人生を一変させる出来事に手を貸してくれた人にお礼をするには、お中元とお歳暮とは別に、高級品を贈りたいと考えるでしょう。

もちろんギフトや贈り物の本質は気持ちであり、差し上げるものの金額ではないのですが、しかし一定の収入がある人が本気で謝意を示すには、やはり金額が重要になってきます。

高級品を贈る行為の重要性から考えても、フォーマルギフトといえるでしょう。

受け取る人が「これほど高価なものを贈ってくるとは、相当感謝してくれたのだろう」と感じてくれれば、贈った人は目的を達成できます。

各種お祝いもフォーマルになる

日本にはさまざまなお祝いがあります。例えば、出産祝い、卒業祝い、入学祝い、成人祝い、就職祝い、結婚祝い、退院祝い、還暦のお祝い、開業祝、創立祝いなどです。

これらのお祝いでは現金を差し上げることもありますが、プレゼントの品を贈ることもあります。これらのお祝いで使われるギフトもフォーマルといえるでしょう。

金額ではなく、差し上げ方が大切

高級品を贈る場合以外は、例えフォーマルギフトであっても必ずしも高額商品を贈らなければならないというわけではありません。例えばお中元や退院祝いに数千円のものを渡してもまったく問題ありません。

むしろフォーマルギフトで重要になるのは渡し方です。フォーマル=正式であるとおり、きちんとした形で贈り物を渡す必要があります。贈る側の人は、受け取る側の人に訪問の意図を告げ、訪問日時をうかがいます。贈る日はスーツなどのフォーマルな服を着て訪問し、謝意を述べたうえで贈り物を渡します。

またフォーマルギフトを受け取るほうも、丁重に贈る人をもてなすでしょう。

カジュアルギフトとは

それではカジュアルギフトについて説明していきます。

ここでは、フォーマルギフトではないという観点からの定義と、カジュアルギフトそのものの定義を紹介します。

フォーマルギフトじゃない贈り物、と定義できる

フォーマルギフトの定義は次のとおりでした。

■フォーマルギフトとは

  • お中元とお歳暮のこと
  • 高級品を贈ること
  • 出産祝いや退院祝い、還暦のお祝いなどに贈る
  • フォーマルな形式で贈り物をすること

したがってカジュアルギフトは次のように定義できます。

■カジュアルギフトとは(=フォーマルではないギフトとは)

  • お中元とお歳暮ではない
  • 高級品は贈らない
  • ○○祝いではないときに贈る
  • カジュアルな形式で贈り物をすること

これだけでもだいぶカジュアルギフトの姿がみえてきましたが、さらにカジュアルギフト独自の定義も確認しておきます。

小規模で突発的な贈り物、と定義できる

カジュアルギフトは小規模です。数百円のものをプレゼントしてもいいのです。

誰かから小さな親切をしてもらったとき、お礼の仕方に悩むことがあります。あらたまってお礼の品を渡すと、「そんなつもりで助けたわけではない」と言われてしまうかもしれないからです。しかしカジュアルギフトという習慣があると、小さな感謝を小さなプレゼントで表現できます。「カジュアルギフトだから遠慮なく受け取ってください」と渡せば、相手も「じゃあ遠慮なくいただきます」と答えてくれるでしょう。

また、普段からお世話になっている人がいたら、なんのきっかけもないときに突発的にプレゼントできます。突然カジュアルギフトをもらった人は「これはなんのプレゼントですか」と尋ねるでしょう。この質問には「これはカジュアルギフトといって、普段お世話になっている人に突然プチ・プレゼントするイベントです」と答えればいいんです。

カジュアルギフトは200円のグミでもいいですし、1,000円くらいのランチをごちそうしてもいいでしょう。

楽しい行事を彩る贈り物、と定義できる

カジュアルギフトは、楽しい行事を彩る贈り物、と定義することもできます。

バレンタイン、ホワイトデー、桃の節句、端午の節句、クリスマス、ハロウィンなど、対象となる行事はなんでも構いません。例えば上司が部下に、クリスマスの日の3時のおやつに、コンビニのチキンを配っても構いません。

例えばクリスマスは、家族とは大きなイベントにして楽しみますが、カジュアルギフトがあれば職場でも小さいイベントにして楽しむことができます。

コミュニケーション・ツール、と定義できる

カジュアルギフトは感謝の気持ちを示すときだけでなく、コミュニケーションのきっかけにすることもできます。

例えば、本社から支社の営業部長に異動した人が、部下となかなか雑談をするきっかけがつかめなかったら、スーパーマーケットで大量にお菓子を買ってきて職場の共用テーブルに置いておけばカジュアルギフトになります。予算総額は1,000円から2,000円程度で問題ありません。

営業部長は部下たちに「休憩するときに適当に食べてくださいね」と言うことができます。部下たちもお菓子を食べるときに「部長、ごちそうになります」と言うことができます。この他愛もない会話がコミュニケーションの糸口になることもあります。

こんな感じでカジュアルギフトをあげて~3つのシチュエーション

カジュアルギフトはカジュアルだけあって、プレゼントを贈るときに「こうしたほうがよい」という形式はありません。そのため「カジュアルギフトを習慣化させたい」と思っても、何をしてよいのかわからないかもしれません。

そこでカジュアルギフトをあげる3つのシチュエーションを提案します。

シチュエーション1:5人の仲間で習慣化する

もし気の置けない仲間が自分を含めて5人いたら、カジュアルギフトを習慣化してみてはいかがでしょうか。持ち回りで月1回、一人が4人に予算総額1,000円以内でカジュアルギフトを渡すというルールをつくります。

このような遊び感覚でも、プレゼントをあげたりもらったりするのは小さな楽しみになりますし、カジュアルギフトのために5人が集まる口実ができます。

シチュエーション2:職場で全員の誕生日に

10人程度の職場であれば、全員の誕生日にカジュアルギフトをあげあってはいかがでしょうか。普通の誕生日プレゼントのレベルの商品をあげあうと、贈るほうも受け取るほうも負担になりますが、カジュアルギフトならコンビニで売っているものでもよいので気兼ねなく授受できます。カジュアルギフトなら、職場内プチ誕生会を気軽に、かつ簡単に開催できます。

そして、土日祝日などの会社が休みの日に誕生日を迎えた人はカジュアルギフトなし、といった軽めの罰ゲームを設けると盛り上がるかもしれませんね。

シチュエーション3:物を禁止してデジタルギフトだけにする

カジュアルギフトがいくら低額でよいといっても、物理的な物でプレゼントしてしまうと邪魔になるかもしれません。

カジュアルギフトこそITの力を借りましょう。デジタルギフトを使うのです。

デジタルギフトとはいわばデジタル商品券で、電子マネーのポイントやECのギフトなどのことです。例えばdポイント、楽天ポイント、Amazonギフト、アップル・ギフトなどはデジタルギフトになります。

デジタルギフトは、贈る側のスマホから受け取る側のスマホにデータを送るだけなので、物理的な物は一切使わずに済みます。

デジタルギフトは商品券と同様、もらった人はその限度額内で好きなものを買うことができます。

デジタルギフトなら、株式会社デジタルプラスの「デジタルギフト」がおすすめです。資料請求は以下のURLにアクセスしてください。

カジュアルギフトに適した10の品

カジュアルギフトの習慣を盛り上げるには、気の利いたプレゼントが欠かせません。高額なものはカジュアルギフト仲間を白けさせてしまうので、低額ながらみんなから「そういうものがあったのか」と言われるものを選びたいところです。

カジュアルギフトの品に使えそうな10の品を紹介します。

昔ながらの煎餅(せんべい)

スナック菓子はカジュアルギフトの定番アイテムです。ポテトチップス、クッキー、飴、グミ、板チョコなど、コンビニのお菓子売り場の棚はすべてカジュアルギフトの対象になります。

そのなかでも昔ながらの煎餅は意外性があります。煎餅はおばあちゃんやおじいちゃんが食べるものと思われがちですが、若い人がたまに食べると癖になることがあります。

しかも煎餅は種類が多く、スーパーマーケットのスナック菓子コーナーには常時、複数種類が置かれてあります。

100円ショップの文房具

文房具店の文房具はそれなりの値段の商品が並んでいますが、100円ショップの文房具ならカジュアルギフトにちょうどよいでしょう。セロハンテープ、ボールペン、鉛筆、封筒、コピー用紙、ふせん、クリアファイルといった実用品は、すぐに消費してもらうことができます。自分用に買うときに少し多めに買っておいて、その一部をカジュアルギフトに回してもよいでしょう。

ドン・キホーテの商品

100円ショップの商品よりは予算をかけたいと思ったら、ドン・キホーテの商品はいかがでしょうか。実用品も面白グッズも入手できます。話題づくりにはもってこいのものがみつかるでしょう。

IKEAまたはニトリの商品

ドン・キホーテの商品よりも予算をかけたいと思ったら、IKEAまたはニトリの商品がおすすめです。ここまで費用をかけるところができると、しっかりしたものをプレゼントすることができます。

またIKEAまたはニトリの商品だと、面白味は減りますが、その分、真剣さが加わります。「いくらカジュアルギフトでも、100円ショップのものやドン・キホーテの商品は贈れないな」と感じたときによいかもしれません。

低額の化粧品

女性の仲間内でカジュアルギフトをするなら、低額の化粧品がよいでしょう。自分が使ってみたかったものを、自分用とカジュアルギフト用に購入すれば、一緒に使って使用感を比べることができます。

女性であれば化粧品の話題はいくらでも湧いてくるので、カジュアルギフトをきっかけに会話が弾むはずです。

お酒とおつまみ

アルコールが好きな人には、ビールや酎ハイとおつまみのセットが喜ばれます。

勤務時間外であれば事務所で酒盛りすることが許されている職場であれば、お酒とおつまみをカジュアルギフトにすれば、仕事の話を続けることも、愚痴で盛り上がることもできます。

会社の事務所での飲み会は、上司が部下にお酒やおつまみをプレゼントすることが多いかもしれませんが、逆に部下から上司にプレゼントすれば小さなサプライズになって上司を喜ばせることができます。

また上司が帰宅するとき、残業を頑張っている部下に「ご苦労様。家に帰ってこれで癒してください」とお酒とおつまみのセットをプレゼントしてもよいでしょう。

サプリメントや健康系食品

健康意識が高い人がそろっているグループであれば、サプリメントや健康系食品がカジュアルギフトになります。サプリや特定保健用食品、機能性食品をプレゼントしあえば、主成分の効能や「効いたかもしれない」話や「あまり効果を感じられない」話で盛り上がるでしょう。

中高年以上であれば、健康に関する話題で盛り上がらないわけがありません。

カップ麺

健康から逆行する印象があるかもしれませんが、カップ麺は安価で種類が多く、ユニークな商品もあるのでカジュアルギフトに向いています。自分のおすすめのカップ麺を持ち寄って試食会を開くのも楽しいでしょう。

キーホルダー

もし出張することが多い人なら、ご当地キーホルダーが意外なカジュアルギフトになります。ご当地キーホルダーはチープな感じが昭和レトロを彷彿とさせ、軽い笑いをいざないます。

出張先や旅先で買った食べ物

出張土産や旅行土産なら、職場でも家庭でも友人間でも、食べ物が喜ばれます。

土産物の食べ物はその場ですぐに食べられるものが多いので、職場のみんなに集まってもらって、それを食べながら出張報告をすることができます。

まとめ

カジュアルギフトはプチ・サプライズで差し上げることもできますし、職場や仲間うちで習慣化して会話のネタにすることもできます。コミュニケーションが苦手な人なら、カジュアルギフトをきっかけに話しかけたり、話しかけられたりすることができます。

また、感謝や愛情を、大袈裟ではない形で表現したいときもカジュアルギフトが便利です。「この間はありがとう。本当につまらないものだけど食べてね」と1,000円以下のものを渡せば、相手も遠慮なく受け取ってくれるはずです。

プレゼントの品を選ぶのが面倒になったら、デジタルギフトがおすすめです。金額はいくらでも設定できますし、受け取る人は自分が好きなものを買うことができます。何よりデジタルギフトなら物理的な物のやり取りがないので買い物に行かなくていいですし、スマホどうしの送受信で完結するので簡単です。

相手に気をつかわせない気づかいができるカジュアルギフトが広まるといいですね。