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auPAYギフトカードは企業のプロモーション活動に適してる?

目次

企業が販売促進を行うとき、消費者や顧客に何をプレゼントしていますか。

もし、消費者に喜ばれるもので、なおかつコストを抑えられるプレゼントを探していたらauPAYギフトカードを選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。

auPAYギフトカードを受け取った人は、電子決済サービスauPAYの残高にチャージでき、その分の買い物ができます。

この記事では、auPAYギフトカードがどのようなサービスなのかを解説したうえで、企業の販促にauPAYギフトカードを活用する方法と、そのときのメリットとデメリットを紹介します。

auPAYギフトカードとは

auPAYギフトカードとは、auペイメント株式会社が運営しているギフトサービスです。電子決済(キャッシュレス)のauPAYのサービスの一つです。

auペイメントはauPAYギフトカードを「法人のお客様のさまざまなニーズにお応えできるギフトカード」と説明しています。つまりauPAYギフトカードは、企業などの法人が顧客や見込み客に何かを贈るときのギフトとして開発されたわけです。

そのためauPAYギフトカードは、企業の販促ツールにうってつけといえるでしょう。

運営会社

auPAYギフトカードを発行しているauペイメント株式会社は、auフィナンシャルホールディングス株式会社の100%子会社で、auフィナンシャルホールディングスは、auスマホなどを展開している大手通信キャリアKDDI株式会社の100%子会社です。

したがってauペイメントはKDDIの孫会社といった存在になります。それぞれの会社概要は以下のとおり。

■auペイメント株式会社の会社概要

  • 本社:東京都港区港南2丁目16番1号 品川イーストワンタワー20階
  • 設立:1988年
  • 資本金:495,784千円
  • 親会社:auフィナンシャルホールディングス株式会社(100%出資)

■auフィナンシャルホールディングス株式会社の会社概要

  • 本社:東京都中央区日本橋1丁目19番1号 日本橋ダイヤビルディング17階
  • 設立:2019年
  • 資本金:250億円
  • 親会社:KDDI株式会社(100%出資)

■KDDI株式会社の会社概要

  • 本社:東京都千代田区飯田橋3丁目10番10号ガーデンエアタワー
  • 創業:1984年
  • 資本金:141,852百万円
  • 連結売上高:5,671,762百万円(2023年3月)

auペイメントが運営しているauPAYは電子決済やスマホ決済サービス、キャッシュレスなどと呼ばれています。

現金をauPAYにチャージすることで、リアル店舗ではコード支払いができ、ECではインターネット支払いができます。

またauPAYで買い物をすると200円(税込)ごとにPontaポイントが1ポイント(1円相当)もらえます。

auPAYギフトカードで何ができるのか

auPAYギフトカードでできることは次の2つです。

1)企業などの法人が消費者や顧客などにauPAYギフトカードをプレゼントできる

2)auPAYギフトカードの受け手は、自分のauPAY残高が増える(チャージされる)

auPAYギフトカードには、物理カードを使うカードタイプとデータ形式のコードタイプがあります。したがって企業は、プレゼントを贈りたい相手に、物理カードを郵送するか、コード(データ)を送信するかします。

受け手はauPAYギフトカードの額面分の買い物ができます。

リアル店舗、ネットショッピング、公共料金に使える

「auPAYギフトカード=auPAY残高増」となるので、auPAYが使えるすべての買い物でauPAYギフトカードを使うことができます。

リアル店舗ならニトリ、ローソン、セブンイレブン、西友、松屋銀座、デニーズ、吉野家、マクドナルド、マツモトキヨシ、ダイソーなどで使うことができます。

インターネットショッピングなら、ジャパネットたかた、高島屋オンラインストア、APAホテルなどで使えます。

さらに公共料金では、東京都主税局、東京都水道局、神奈川県、横浜市水道局、東京電力、北海道電力、東北電力、関西電力、東京ガス、大阪ガス、北海道ガス、NHKなどで使うことができます。

auPAYギフトカードを販促に使う方法

auペイメントとKDDIはauPAYギフトカードを、企業などの法人に使ってもらうために開発しました。

では企業はどのようにauPAYギフトカードを販促ツールやマーケティング・キャンペーンに使ったらよいのでしょうか。

マーケティング・キャンペーンのプレゼントに

企業は顧客を獲得したり、消費者の注目を集めたりするために、さまざまなマーケティング・キャンペーンを打ち出しています。そのとき、参加者にauPAYギフトカードをプレゼントすると、キャンペーンが盛り上がります。

カードタイプのauPAYギフトカードはオリジナルデザインにすることができるので、クイズなどの懸賞の景品によいでしょう。

イベントやセミナーの参加者にプレゼントする

販促目的のイベントやセミナーは、参加者を集めるのに苦労するはずです。参加者にauPAYギフトカードをプレゼントすることで、イベントやセミナーの主催者は参加を呼びかけやすくなります。

会員登録者にプレゼント

ECビジネスの成否は会員登録者数にかかっている、といっても過言ではありません。そのためこれからECサイトを開設する企業は、会員登録者全員にauPAYギフトカードをプレゼントしてはいかがでしょうか。もちろんコストはかさみますが、会員登録者がauPAYギフトカードの額面以上の買い物をしてくれればすぐに元は取れます。

コードタイプのauPAYギフトカードなら会員登録した人にすぐにメールで送信できるので、会員登録者はすぐにメリットを得ることができます。このことは消費者の会員登録する動機を強めることになります。

資料請求や見積もり請求のお礼に

客は高額商品や高額サービスを購入するとき慎重になるものなので、これらを販売するには商品やサービスについてしっかり知ってもらう必要があります。そのため企業が自社の商品・サービスの資料や見積書を顧客や見込み客に送ることは、販売の第一歩になります。

資料請求や見積もり請求をしれくれた人や企業にauPAYギフトカードをプレゼントするようにすれば、請求する動機になります。

販促以外の利用法1:アンケートの回答の謝礼に

auPAYギフトカードは販促以外にも有益な使い道があります。その一つがアンケートに回答してくれた人への謝礼です。

紙のアンケート用紙を配布して回答してもらう場合、回答用紙を返送してくれた人にカードタイプのauPAYギフトカードを贈ってはいかがでしょうか。

インターネット上でアンケートを実施する場合は、回答者にコードタイプのauPAYギフトカードをメール送信することができます。

アンケートはマーケティングの重要資料になりますが、回答者に誠実に回答してもらわないとその目的を達成することはできません。謝礼をすることで回答者に真剣に取り組んでもらえます。

販促以外の利用法2:従業員にプレゼント、周年行事の記念品にも

企業はauPAYギフトカードを誰にでもプレゼントできます。したがって従業員に贈ることもできます。

社内イベントを行ったときの景品に、目標達成のインセンティブに、出産祝いに、auPAYギフトカードを贈ってみてはいかがでしょうか。

また企業が、創業や設立を記念して周年行事を実施する際、参加してくれた人たちにカードタイプのauPAYギフトカードをプレゼントすることができます。カードタイプはオリジナルのデザインにすることができるので、企業名や周年行事名を印刷することができます。

auPAYギフトカードを販促に使うメリットとデメリット

企業がauPAYギフトカードを販促に使うメリットとデメリットを紹介します。

メリット1:インパクトがある

auPAY(の残高)は現金とほぼ同じように使うことができるので、受け手によっては「現金をもらったようなもの」と感じてもらうことができます。現金はやはり嬉しいものです。

このインパクトはとても大きく、販促キャンペーンを盛り上げるでしょう。

メリット2:金額を自由に設定できるので予算内に収まる

auPAYギフトカードの額面は、カードタイプ(レギュラーカード)には500円、1,000円、5,000円の3種類があり、コードタイプは100〜50,000円の範囲内で1円単位で設定できます。

最低購入量は、カードタイプは額面500円×100枚(=50,000円)で、コードタイプは額面100円×100件(=10,000円)となります。

最大購入量は、カードタイプは額面5,000円×100,000枚(=5億円)、コードタイプは額面50,000円×100,000件(=50億円)になります。

つまり企業は、auPAYギフトカード・プレゼントキャンペーンの予算額を10,000円から50億円のなかで設定できるわけです。かなり自由度が高いといえるでしょう。

メリット3:もらった人に喜んでもらえる

auPAYが使えるリアル店舗やECサイトであれば現金のように使うことができるauPAYギフトカードは、もらって喜ばない人はいないでしょう。

販促キャンペーンでプレゼントを用意するとき、喜ばれるものを贈らないとギフト効果は期待できません。auPAYギフトカードは販促キャンペーンのツールとして間違いないものといえます。

メリット4:コスト安~購入手数料がかからない

auPAYギフトカードがコスト安のプレゼントになるのは、これが不課税だからです。企業がプレゼント用に購入するとき、5,000円分のauPAYギフトカードは5,000円で購入できます。

しかも購入手数料もかかりません。

そしてコードタイプであれば、メールに添付する形でauPAYギフトカードを当選者に送ることができるので、配送コストがかかりません。

さらにカードタイプのauPAYギフトカードも、運営会社のauペイメントが国内の指定場所(1カ所)に無料で送ってくれます。送り先を自社にしておけば、配送料を支払わずauPAYギフトカードのカードタイプが届くわけです。ただ、自社から当選者にカードタイプを配送するときは、その配送料は自社負担となります。

メリット5:auPAYを使っていない人、auスマホを使っていない人も使える

auPAYギフトカードは、今auPAYを使っていない人でも、また、auスマホを使っていない人でも使うことができます。ただし最低限スマホを持っている必要はあります。

auPAYを使っていない人がauPAYギフトカードを受け取ったら、自身のスマホにauPAYのアプリをダウンロードします。そのスマホはドコモ回線でもソフトバンク回線でもその他の回線でも問題ありません。

スマホにauPAYアプリをダウンロードしたら初期設定を行い、アプリのチャージボタンからauPAYギフトカードを選択します。このあとの操作は、カードタイプとコードタイプで異なります。

カードタイプのauPAYギフトカードを受け取った人は、裏面のQRコードを読み取ることで、auPAYギフトカードの額面がチャージされます。

コードタイプのauPAYギフトカードを受け取った人は、メールで届いたコードを入力するとチャージされます。

デメリット1:スマホを持っていない人には訴求できない

auPAYギフトカードを販促キャンペーンのツールに使うデメリットはほとんどないといってよいでしょう。それでもあえて挙げるとすれば、スマホを持っていない人に訴求できないことです。

デメリット2:個人は購入できない

ここでは企業の販促について取りあげているので、これはデメリットとはいえないかもしれませんが、個人はauPAYギフトカードを購入することはできません。そのため個人が誰かにauPAYギフトカードをプレゼントすることはできません。

auPAYギフトカードの利用方法と購入方法

企業が販促用にauPAYギフトカードを利用するときの購入方法などを紹介します。

購入方法 下記のURLのお問合せフォームに必要事項を入力する

https://aupaygiftcard.jp/contact/

手数料 かからない

消費税もかからない

支払い方法 auペイメントの指定口座に振り込む

振込み手数料は購入者が負担する

返金 不可
購入できる事業者 国内の法人企業のみ

個人には販売していない

納品形式 ■コードタイプ

券面額、プリペイド番号、管理番号、有効期限を記載したテキスト形式

■カードタイプ

物理カードを100枚単位で小箱に収めて納品

auPAYギフトカードを購入するには、上記の表のお問合せフォームに会社名や連絡先などを入力する必要があります。この段階では連絡先を知らせるだけで、注文はできません。お問合せフォームに入力して送信するとauペイメントから返信がくるので、そこから打ち合わせをしていきます。

auPAYギフトカードの購入には手数料はかかりません。消費税もかかりません。

auPAYギフトカードの購入費の支払いは、auペイメントが指定する口座に振り込みます。

返金は対応していません。

auPAYギフトカードを購入できるのは企業などの法人のみで、個人では買うことができません。

納品は、コードタイプはメール送信となります。カードタイプは物理カードが届きます。

なお企業は、auペイメントからauPAYギフトカードを受け取ったら、消費者や当選者などに送信したり配送したりするわけですが、その手続きは自社で行うことになります。

auPAYギフトカードの購入は「デジタルギフト」がおすすめ

企業がauPAYギフトカードで販促を行う場合、弊社、株式会社デジタルプラスが提供している「デジタルギフト」を利用することをおすすめします。

企業が「デジタルギフト」経由でauPAYギフトカードを使うメリットは以下のとおりです。

■企業がauPAYギフトカード販促で「デジタルギフト」を利用するメリット

  • 最短3営業日で利用できる
  • 簡単にauPAYギフトカードを購入できる
  • ほかの電子決済ギフトカードを選んでもらえる
  • 受け取る人はアプリのダウンロードも会員登録も不要

これらはいずれも、企業で販促を担当する人にとって大きなメリットになるはずなので、1項目ずつ解説します。

最短3営業日で利用できる~思い立ったらキャンペーンが打てる

企業の販促担当者がデジタルプラスに「デジタルギフト」の申請を行うと、それから最短3営業日でauPAYギフトカードを発行することができます。

つまり月曜に申請をしたら週内にauPAYギフトカード・プレゼントキャンペーンを打ち出すことができるわけです。スピードを重視する企業には、手続きの速さは大きなメリットになるでしょう。

簡単にauPAYギフトカードを購入できる

企業の販促担当者が「デジタルギフト」からauPAYギフトカードを購入するときは、専用のWebサイトの画面に購入金額と枚数を入力するだけです。とても簡単です。

ほかの電子決済ギフトカードを選んでもらえる

「デジタルギフト」なら、受け手にauPAYギフトカード以外の電子決済ギフトカードを選んでもらうことができます。例えば受け手は、auPAYギフトカードではなく、PayPayギフトカードやアマゾンギフトカードなどを受け取ることができます。

受け手が最も欲しいギフトカードを贈ることができるわけです。

受け取る人はアプリのダウンロードも会員登録も不要

「デジタルギフト」を経由してauPAYギフトカードを受け取る場合、受け手はスマホを持っているだけでよく、アプリをダウンロードする必要も会員登録する必要もありません。

受け手は、自分のスマホに届いたURLをタップして開くだけでauPAYギフトカードを受け取ることができます。

まとめ

販促キャンペーンでプレゼントを使うとき、その成否はプレゼントの質にかかっているといっても過言ではありません。消費者や顧客、見込み客に「欲しい」と思わせるプレゼントを用意できたら、その販促キャンペーンは成功に大きく近づくことができます。

その点auPAYギフトカードは、企業のニーズをしっかりとらえたつくりになっているので、消費者に「欲しい」と思わせるプレゼントになるでしょう。特にau以外のスマホを持っている人にもauPAYギフトカードを贈れることは、販促キャンペーンの対象者を増やすことに貢献します。

そして「喜ばれないはずがない」auPAYギフトカードは、「デジタルギフト」を使うことでさらにその魅力を高めるでしょう。