入社祝いに何をプレゼントしよう~門出に相応しい15品をご提案
目次
入社祝いや就職祝いには何をプレゼントしたらよいのでしょうか。
自分の子供や孫が初めて就職したり、兄弟姉妹が初めて社会人になったり、友達が初めて会社に入社したりしたら、何かを贈って「頑張ってね」と伝えたくなるはずです。
しかし入社祝いのプレゼントは、人生の門出という貴重な機会を記念するものになるので、「それなりのもの」を贈りたいはずです。
未来に向かって羽ばたく人を応援する15品を紹介します。
入社祝いプレゼント選びはコンセプトが大事
入社祝いプレゼント15品を紹介する前に、入社祝いプレゼントをどのようにとらえたらよいのか解説します。
プレゼント選びはいつも迷うものですが、入社祝いプレゼントは特に難題なはず。しかしプレゼントのコンセプトが明確になっているとすぐに「これだ」と決めることができます。
しっかり予算をかけたい
プレゼントはお金ではなく気持ちが大切、という考え方は正しいのですが、入社祝いプレゼントに限ってはしっかり予算をかけたほうがよいでしょう。なぜならときに、お金には気持ちがこもるからです。
しかも入社祝いプレゼントを受け取る人は、これから新たな人生を歩もうという人であり、さらに、これからビジネスの世界に飛び込もうとしています。そのような重大な位置にいる人に、予算をかけたプレゼントを渡すことができれば気持ちがしっかり伝わります。
いくらが妥当か
入社祝いプレゼントにはしっかり予算をかけたほうがよいのですが、妥当な額といったものはありません。プレゼントをする側の資金事情に応じた、相応の額のプレゼントを購入すればよいのです。
例えば、高校生の弟が、会社に入社する姉にプレゼントをするなら、お年玉を貯めたなかから5千円を出して商品を買えば、十分気持ちが伝わります。
しかし、富裕層と呼ばれるくらい資産を持っている人が、新社会人になる親戚の子に1万円のプレゼントをしても「しっかりした予算」とは言い難いのではないでしょうか。
自分のできる範囲の最大限のものを選ぶことができれば、それが「しっかり予算をかけたプレゼント」になります。
ビジネスに関係したものがよい
入社祝いプレゼントは大きく、ビジネスに関係したものとビジネスに関係しないものにわかれます。プレゼントを考えるとき、どちらにするか決めると選択肢が絞られます。
ビジネスに関係した品をプレゼントすると「仕事を頑張ってね」というメッセージを伝えることができます。
ビジネスに関係しない品、例えばプライベートで使うものであれば「仕事は大変だろうけど、これで癒してね」というメッセージを伝えられます。
どちらも良いプレゼントですが、迷ったらビジネスに関係した品がよいでしょう。以下で紹介する15品でも、ビジネス関連を多く紹介しています。
入社祝いに適した15品と、それを選ぶ理由
それでは入社祝いに適したプレゼントを15品紹介します。あわせて、その品が入社祝いにふさわしい理由も紹介します。
ネクタイ(男性向け):必ず使うから
ネクタイは、男性向け入社祝いプレゼントの定番といえます。そのため「ありきたりではないか」と懸念する人がいるかもしれませんが、その心配は不要です。なぜならこれから社会人になる男性は、意外にネクタイを持っていないからです。仮に2、3本持っていたとしても、もう1本あってもまったく邪魔になりません。
スーツを着て仕事をする人が、2、3本のネクタイを使い回して毎日出社するのは、少し恥ずかしいことです。ネクタイが入社祝いの定番であるのは、それだけ新しいネクタイが必要とされているからです。
新社会人は必ず、間もなく壁にぶつかります。そのときネクタイを握りしめて「あの人の期待に応えなきゃ」と思ってもらえます。
スカーフ(女性向け):大人の身だしなみになるから
スカーフは女性新社会人向けのプレゼントに適しているでしょう。人によっては「スカーフなんて使わない」「ちょっと年配者っぽい」とネガティブにとらえるかもしれませんが、だからいいのです。
社会人になると、好むと好まざるとに関わらず、若い女性にも大人の振る舞いが求められます。そのときの身だしなみは大人のものでなければならず、高級スカーフが1枚あるだけで雰囲気が違ってきます。
スカーフは、のちのち「あってよかった」と思ってもらえる品になります。
ベルト(男性向け):意外に気にかけないところだから
ズボン用のベルトは、男性向けのプレゼントによいでしょう。ビジネス・スーツやビジネス靴は、新社会人が自分で買うことができますが、そのときベルトまで良い品でそろえようと思うことはそれほど多くありません。
しかしベルトは案外、ビジネスシーンのなかで他人の目につきます。上着を着ているとベルトは隠れてしまいますが、オフィスでは上着を脱ぐのでベルトがさらされてしまうからです。
ブランドもののベルトを贈ることで「身だしなみは細部にまでこだわってくださいね」というメッセージを伝えることができます。
バッグ(女性向け):やっぱり嬉しいから
入社祝いプレゼントでなくても、女性はバッグを贈られることを喜びます。女性にとってバッグは、すべてのプレゼントのなかの定番です。
入社祝いのプレゼントであれば仕事で使えるバッグがよいでしょう。少し大きめなものを選び、デザインは派手でなく、色は落ち着いたトーンのものがおすすめです。
女性新社会人はすでに就職活動中に使ったビジネスバッグを持っているでしょう。そのためプレゼントするなら、グレードが高いバッグを贈りたいものです。
スーツと革靴(男女):最強のメッセージになる
スーツと革靴は男性新社会人にも女性新社会人にも贈ることができます。スーツと革靴はビジネスパーソンの戦闘装備であり、これを身につけてビジネスの最前線に向かうことになるので、このプレゼントは最強のメッセージになるでしょう。
スーツと革靴はサイズやフィット感が重要になるので、これらをプレゼントするときは、プレゼントする人と贈られる人が一緒に店に行って選ぶことになります。新社会人が自分に合うスーツと革靴を選び、その代金を贈る人が支払うわけです。
このときいろいろな会話ができます。プレゼントをする人が社会人の心構えを伝えれば、その気持ちがスーツと革靴に染み込むことでしょう。
腕時計(男女):Time is Moneyと伝えられるから
腕時計はブランドものになるとかなり高額になるので、贈る人に資金力が必要になります。誰にでもできるプレゼントではないだけに、重みのあるプレゼントになるでしょう。
腕時計を新社会人にプレゼントすることは意義深く、ビジネスで重要になるTime is Moneyという考え方を伝えることができます。
また高額商品だけに、腕時計は何十年も使ってもらうことができます。新社会人が数十年後にベテランビジネスパーソンになったとき「この腕時計が心の支えになってくれた」と思ってもらうことができます。
名刺入れ(男女):取引先にみられるところ
名刺入れは質の高い皮を使っていてもそれほど高額にはなりません。それでいて、高級本革を使った名刺入れはインパクトがあります。
名刺入れは取引先や営業先などの人の前で頻繁に出すので、ビジネスの相手によくみられます。高級名刺入れを使っている人はそう多くはないので、ビジネスの相手に覚えてもらいやすくなります。また、名刺入れにまでこだわることで、細部にまで気配りできる人間であることをアピールできます。
入社祝いプレゼントとしての高級名刺入れは、価格が手ごろながら、仕事ですぐにつかえるアイテムとして喜んでもらえるでしょう。
万年筆(男女):ネット時代にあえて
万年筆は、かつては豪華な入社祝いの定番でしたが、IT時代、インターネット時代、ペーパーレス化時代の今、プレゼントにされることはめっきり珍しくなりました。それだけに、ブランドものの万年筆はインパクトがあります。
また実用品ではないだけに、贈る人は万年筆に特別な想いを込めることができます。例えば「大事な人には手書きの手紙を送ってください」「文字と文章の大切さをいつまでも忘れないで」といったメッセージを込めることができます。
高級万年筆は実用性が薄い分、芸術品や装飾品のような要素があるので、贈られた人の心に残ります。
財布(男女):お金を大事にと伝えられるから
財布も入社祝いプレゼントに適しているでしょう。それは「お金を大事にして」と伝えることができるからです。
学生・生徒から社会人になることは、お金を使ってもらう側からお金を稼ぐ側になることでもあります。さらにいえば、生きるためにはお金が必要で、お金を得るには仕事をしなければならないので、したがって生きるためにビジネスパーソンになってお金を稼ぐ、といっても過言ではありません。大事なお金を大切にしまうことができる高級財布を贈れば、こうした考え方を伝えることができます。
システム手帳(男女):計画の重要性を伝えられるから
システム手帳なら、高級品といわれるものでも数万円で買うことができるので、多くの人の予算内に収まるのではないでしょうか。1万円ぐらいのものでも、十分所有欲を満たすことができます。
システム手帳はスマホのメモ機能やタスク管理機能によって、あまり使われなくなりました。それでもできるビジネスパーソンのなかにいまだにシステム手帳を手離せない人がいます。
システム手帳には手書きのメリットがあります。手を動かして書くことで記憶への定着が進んだり、書く手間があるので不要な内容を記載しなくなって情報の整理が進んだりします。
そしてなんといっても一覧性でしょう。システム手帳なら、1年間の計画を瞬時に確認することができます。
ビジネスデイパック(男女):新人は荷物が多いから
登山やハイキングで使われるリュックサックやザックは、荷物をたくさん入れても両手が空いて行動しやすくなることから、ビジネスシーンでも使われています。ビジネスシーンでは、ビジネスデイパックと呼ばれています。
手に持ったり肩からぶら下げたりする普通のビジネスバックではなく、ビジネスデイパックを使っている人はフレッシュなイメージがあり、新社会人向けのアイテムといえるでしょう。
ビジネスデイパックなら2万円程度の製品でも高級品の部類に入るので、1万円以下のものでも十分喜ばれるプレゼントになるでしょう。
印鑑(男女):実印の重さを理解してもらえるから
印鑑の利用を廃止する動きがありますが、それでも重要な契約には実印が必要になります。したがって使用頻度が低いだけに、万円単位になるいわゆるちゃんとした印鑑は、自分で買うには気が引けます。
しかし、新社会人が質の高い印鑑を持っていると、「若いのにしっかりしている」という印象を持ってもらうことができます。
安価な印鑑でも実印として使うことができますが、高級印鑑の実印を持っていることはビジネスパーソンの風格に関わってきます。意外な入社祝いプレゼントとして、高級印鑑は穴場的な存在です。
マグカップ、タンブラー(男女):職場で使ってもらえるから
入社祝いのプレゼントに多額の予算をかけられない人におすすめしたいのが、マグカップまたはタンブラーです。予算は数千円です。
マグカップとタンブラーは職場でも自宅でも使ってもらえます。さらに愛用品になりやすい製品なので、いつまでも持っていてもらえます。
「いつもそばにいますよ」というメッセージを伝えることができるプレゼントになるでしょう。
家電(男女):新生活に必要になるから
新社会人になる人の多くは新生活を始めることになるので、家電は入社祝いプレゼントにもってこいの品です。
プレゼントはできればサプライズで渡したいところですが、家電は実用性が重視されるので、プレゼントする人は新社会人に何が欲しいのか尋ねたほうがよいでしょう。
家電をプレゼントすることの良いところは、予算内に収められることです。「2万円の予算で欲しいものがありますか」とダイレクトに聞いてもよいでしょう。
IT機器(男女):職場でも私生活でも使えるから
実用性を重視するならIT機器もおすすめです。パソコンやスマホはさすがに入社祝いプレゼントには高額すぎるかもしれませんが、ガジェット類なら手ごろな価格で喜ばれるプレゼントになります。例えば、イヤホン、マウス、キーボード、スピーカー、充電器などです。
そして特におすすめしたいのが、リモートワークで使えるヘッドセットです。ヘッドセットはイヤホン(聴く機能)とマイク(話す機能)が一体になったもので、パソコンとインターネットを使ったWeb会議で使います。コロナ禍が収束した今でもリモートワークは活発に行われているので、ヘッドセットは重宝されます。
デジタルギフトをおすすめできる理由
ここまで入社祝いプレゼントに適した15品を紹介しましたが、もう一つとっておきの品を紹介します。
それは株式会社デジタルプラスが提供する「デジタルギフト」です。
デジタルギフトは、いわば電子商品券です。プレゼントする人が、受け取る人に、メールやアプリなどでデジタルギフトを送信します。
そしてデジタルギフトは商品券なので、プレゼントする人は金額を指定して贈ることができます。つまりきっちり予算内に収めることができるのです。
デジタルギフトを受け取った人は、これを使って買い物ができます。
デジタルギフトを贈る人は、「入社祝いですよ」「これでスーツを買ってください」といったメッセージを送信することもできます。
デジタルギフトに興味を持っていただきましたら、ぜひ詳細を解説した資料を入手してください。以下にメールアドレスなどを入力していただきましたら、そのアドレスに資料をお送りいたします。
まとめ
入社祝いのプレゼントをもらった新社会人は、「やるぞ」という気持ちをさらに高めることでしょう。
新社会人にとって新しい世界、初めての会社、初めて会う人々は、初めての仕事は、期待するところでもあり恐怖でもあります。「頑張れよ」という気持ちがこもったプレゼントの品が身近にあれば、「よし、今日も職場に行こう」と思う力になるはずです。
新しい門出を迎えた人を応援したい気持ちを、プレゼントという形あるものに込めて、手渡ししてあげてください。
そしてデジタルギフトなら、贈られた人が最も必要とするものに形を変えることができるので、より喜ばれるでしょう。