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図書カードNEXTの特徴やメリット・デメリット、購入方法や使い方を徹底解説!

目次

図書カードNEXTとは

図書カードNEXTとは、2016年6月から発行されるようになった最新タイプの図書カードで、書籍を購入できるプリペイドカードです。日本図書普及株式会社が発行と管理をしています。

従来は、紙でできたお札サイズの図書券やテレホンカードのように利用額に応じてカードに穴をあけるカードタイプの図書カードが利用されてきました。

しかし、現在はネットやスマートフォンの普及によりデジタル化が進み、現在はカードで裏面に記載されているQRコードを読み取り、ネットで簡単に残高を確認できる「図書カードNEXT」に刷新されました。

書店などの書籍を扱う店舗を中心に利用でき、オンラインで利用できるのも特徴のひとつです。利用できる用途は書籍に限られますが、自分用に購入する以外にもギフトとしてプレゼント用に購入することも可能です。

図書カードNEXTの特徴は以下にまとめました。

発行元 日本図書普及株式会社
カードタイプ 紙タイプ・デジタルタイプ
取り扱い店舗 6,957店(2023年12月31日現在)
取り扱いサイト 7サイト
額面金額 ■取り扱い店舗販売

500円・1,000円・2,000円・3,000円・5,000円・10,000円

■【個人向け】ネットギフト

200円・500円・1,000円・3,000円・5,000円・10,000円

■【大口向け】ネットギフト

100円~10,000円まで1円刻みで設定可能

有効期限 10年
公式ホームページ https://www.toshocard.com/

図書カードNEXTを利用するメリット・デメリット

図書カードNEXTを利用する方のメリット・デメリットと図書カードNEXTをプレゼントする方のメリット・デメリットをわかりやすく解説します。

図書カードNEXTを利用するメリット

図書カードNEXTを利用するメリットは以下のとおりです。

【図書カードNEXT利用者のメリット】

  • 残高をネットで簡単に確認できる
  • ネットでの支払いに利用できる
  • 購入履歴を確認できる
  • ネットで個人情報との紐づける必要がない

従来の図書券や図書カードと違い、実店舗以外で利用できることが大きなメリットといえるでしょう。また、図書券のように一度で使い切る必要もないため、端数を損することもありませんので無駄なく使いきれます。

【図書カードNEXTをプレゼントしたい方のメリット】

  • ネットギフトだとプレゼントする際に送り先や氏名などの個人情報のやり取りが不要

ネットギフトを使えば物理的なカードを送付する必要がないため送料を抑えられるのも魅力のひとつです。

図書カードNEXTを利用するデメリット

図書カードNEXTを利用するデメリットは以下のとおりです。

【図書カードNEXT利用者のデメリット】

  • 有効期限がある
  • アカウントの概念がないため、一括管理ができない
  • ネットでないと残高確認ができない
  • チャージができない使い切りタイプ
  • 取り扱い店舗が限られる
  • 書籍のみの利用に限られる

従来の図書券や図書カードと比べると、有効期限が設けられたのが大きな違いといえるでしょう。ただし、有効期限があるとはいえ10年もあるためうっかり使い忘れて期限が切れるという可能性は低いといえます。

【図書カードNEXTをプレゼントしたい方デメリット】

  • 書籍を読まない方には喜ばれない

書籍を利用する方にはよいプレゼントですが現在活字離れが進んでいるといわれています。そのため、必ずしも喜ばれるとはいえません。プレゼントとして渡す場合、相手の方が普段書籍を読む習慣があるか事前に確認することをおすすめします。

図書カードNEXTの目的別の購入方法

図書カードNEXTの購入方法について、自分用に購入する場合とプレゼント用に購入する場合に分けて紹介します。

自分用に購入する場合は、安価でお得に購入できることを前提に紹介します。

自分用に図書カードNEXTを購入する方法

自分用に購入するので、通常の価格で購入するより安くてお得に買える方法を紹介します。

  • オークションで購入

オークションでは、なかには1円から出品されているものもあるため、掘り出し物を見つけるチャンスです。ただし、通常のサイトでの購入と違いほかの参加者がいると落札できない可能性があり100%購入できない場合があります。

  • 金券ショップで購入

金券ショップでは5.0%オフ前後で安く購入できる傾向にあります。現在は実店舗以外にネットでも販売しているため、自宅にいても金券ショップの価格を確認できます。オークションと違いほかのユーザーと競り合う心配がありません。

上記以外の購入方法として、フリマアプリやネットショップを思い浮かべる方もいるかもしれませんが、おすすめとはいえません。それぞれ解説します。

まずフリマアプリは、金券の出品が禁止されています。図書カードNEXTも金券に該当するため、残高の入っているモノは出品できません。ただし、残高が0円の図書カードNEXTの出品は可能なため、レアなモノや有名人のモノは出品している場合が多いです。フリマアプリで販売されているモノは残高0円のため、残高の入っている図書カードNEXTを求めている場合は、うっかり購入してしまわないように注意しましょう。

楽天市場やYahooショップなどのネットショップでも購入可能ですが、額面より高くなるため、お得に購入したい場合ほかの方法で購入することをおすすめします。

プレゼント用に図書カードNEXTを購入する方法

プレゼント用に図書カードNEXTを購入する場合、以下の方法での購入がおすすめです。

  • 取り扱い店舗で購入

書店など取り扱い店舗での購入することで正規の図書カードNEXTが購入できます。

店舗によって取り扱っている絵柄・デザインや額面が異なる可能性があるため、こだわりのある方は店舗で確かめるか電話で問い合わせてみることをおすすめします。

  • 【個人向け】ネットギフトを購入

図書カードNEXTネットギフトは、ネット上で注文が完結します。プレゼントする相手には物理的なカードではなく、メールなどでURLを送付するだけですむため、対面したり郵送したりする必要がないのが特徴です。額面は200円・500円・1,000円・3,000円・5,000円・10,000円と6種類あります。

  • 【大口向け】ネットギフトでオリジナル図書カードを注文

こちらもネット上で注文が完結します。注文条件は、1つの額面につき20口以上で合計金額が10,000円以上です。額面は100円〜10,000円まで1円刻みで設定できます。

キャンペーンやアンケートなどで配布をしたい方におすすめです。

図書カードNEXTが使える店

図書カードNEXTが利用できる店舗は、2023年12月31日時点で6,957店です。

利用できる店舗には以下のマークが掲示されているので目印にするとよいでしょう。

引用元:図書カードNEXT

本屋の入っている商業施設や大型スーパーなどでも利用可能な店舗があります。大手の本屋はもちろんのこと、なかには街の本屋でも取り扱っているため、本屋での普及率は高い印象です。

ちなみにコンビニでも雑誌などの本を販売していますが、図書カードNEXTは使えません。店舗側が図書カードNEXTを使えるようにするためには、図書カードNEXTを読取る機器を設置する必要があります。機器の設置スペースの確保や機器の操作の手間を考えると、書籍を中心に扱う店舗でないと読み取り機器を設置するメリットがないのが現状といえるでしょう。

近隣に利用可能な店舗がない場合は、ネットで購入することをおすすめします。

ネットでは、以下の店舗で利用できます。

  • e-hon
  • honto
  • 紀伊國屋書店直営のオンライン書店「ウェブストア」
  • 紀伊國屋書店ウェブKinoppy
  • BOOK☆WALKER
  • 学参ドットコム
  • Rakutenブックス

図書カードNEXTと従来の図書券や図書カードとの大きな違いは、ネットの利用が可能なことといえるでしょう。

図書カードNEXTの使い方

図書カードNEXTの使い方について、実店舗利用とネット利用に分けて紹介します。図書カードNEXTは紙タイプのため、汚さないように注意しましょう。

汚してしまうと実店舗では機器で読み取れなくなったり、IDやPINコードが読めなくなったりすると利用不可になる可能性があります。

機器で読み取れなくなった図書カードNEXTは、再発行してもらえる可能性があるため以下に問い合わせてみるとよいでしょう。

図書カードNEXT問い合わせ先:0120-104304 (番号案内 3番)

図書カードNEXTを実店舗で使う方法

図書カードNEXTを実店舗で使いたい場合、まずは取り扱いのある店舗なのか確認しましょう。取り扱い店舗を確認した方はこちらから

取り扱いのある店舗か確認できたら、あとはレジで支払う際に図書カードNEXTを提示するだけです。(一度に複数枚の利用も可能です。)

書籍の代金が図書カードNEXTの残高より上回った場合、現金やクレジットカードなどと併用して支払いできます。

(例)

書籍代金が2,200円(税込)で、図書カードNEXTの残高が2,000円の場合

→図書カードNEXTで2,000円+現金200円

レジでの支払いをスムーズに済ませたい方は、事前に残高金額を確認することをおすすめします。

図書カードNEXTの残高を確認したい方は、図書カードNEXTの裏面にあるQRコードをスマートフォンで読み込むことで残高確認の画面に遷移します。

Webブラウザで確認したい方はこちらから

図書カードNEXTをネットで使う方法

図書カードNEXTをネットで使う手順は以下のとおりです。

  1. 図書カードNEXTをネットで使えるサイトで欲しい書籍を選ぶ
  2. カートに入れ購入手続きの画面へ
  3. 支払い情報を入力する画面で図書カードNEXTの利用を選択
  4. 図書カードNEXTの裏面にあるIDとPIN番号を入力
  5. 図書カードNEXTの残高で足りない場合、図書カードNEXTに加えほかの支払い方法の情報も入力
  6. 購入手続きを完了させる

以上の手順で図書カードNEXTをネットで使えます。

図書カードNEXTを使えるサイトは以下のとおりです。

  • e-hon
  • honto
  • 紀伊國屋書店直営のオンライン書店「ウェブストア」
  • 紀伊國屋書店ウェブKinoppy
  • BOOK☆WALKER
  • 学参ドットコム
  • Rakutenブックス

各サイトのキャンペーン期間中に利用することでお得に購入できる場合もあります。そのため、事前にお得な日を調べると安く購入できたり、各サイトのポイント付与率が高くなったりする可能性もあるため、事前に調べることをおすすめします。

図書カードNEXTネットギフトとデジタルギフトの比較

図書カードNEXTネットギフトは、キャンペーンを行う際にとても便利なギフト商品です。メールを一通送るだけで、個人情報を聞き商品を発送する手間もかかりません。

同じくキャンペーンの利用に適している「デジタルギフト」をご存じでしょうか?

図書カードNEXTネットギフトのように、URL付きメールを一通送るだけでギフト送付が完了します。

ここでは、図書カードNEXTネットギフトとデジタルギフトの共通点と違いについて詳しく説明します。

図書カードNEXTネットギフトとデジタルギフトの共通点

図書カードNEXTネットギフトとデジタルギフトの共通点は以下のとおりです。

  • URLの送付でギフトをプレゼントできる
  • 個人情報を管理する必要がない
  • 手間が少ないためキャンペーンに適している

どちらもキャンペーンの商品として工数が少なく済むため、取り扱いやすいといえるでしょう。

図書カードNEXTネットギフトとデジタルギフトの違い

図書カードNEXTネットギフトとデジタルギフトの違いは以下のとおりです。

図書カードNEXTネットギフト デジタルギフト
取扱商品 1種類のみ 20種類以上
ギフトの設定金額 100~10,000円まで1円刻みで設定 1円~100,000円まで設置可能
ギフト購入時にかかる費用 ギフト金額 ギフト金額+購入手数料(0~5.0%)+消費税
サービス利用にかかる月額費用 0円 0~50,000円

図書カードNEXTネットギフトは書籍のみに利用できるギフト商品で、手数料がかからないというメリットがあります。

一方で、デジタルギフトは図書カードNEXTネットギフトと比べて手数料がかかりますが、ギフト商品をキャンペーンに当選した本人が選べるため、日頃書籍を読まない方にも喜ばれるギフト商品といえるでしょう。選べる商品は、図書カードNEXTネットギフトを含め、PayPayマネーライト・Amazonギフトカード・iTunesカード・セブン銀行ATM受取・ビットコインなどの暗号資産と幅広いジャンルから選べるメリットがあります。

図書カードNEXTに関するよくある質問

図書カードNEXTに関するよくある質問を以下3つ紹介します。

  • 図書カードと図書カードNEXTの違いは?
  • 図書カードNEXTの残高は換金できる?
  • 一度登録した図書カードNEXTネットギフトを他人に譲渡できる?

それぞれ詳しく紹介します。

図書カードと図書カードNEXTの違いは?

図書カードと図書カードNEXTの違いは、以下のとおりです。

図書カード 図書カードNEXT
カードタイプ 磁気カードタイプ 紙カードタイプ
ネットでの利用 不可
有効期限 有(発行から10年)
カードタイプ 磁気カードタイプ 紙カードタイプ
購入履歴の確認 不可

図書カードの発行は2016年で終了していますが、有効期限がないため現在でも利用可能です。

図書カードNEXTの残高は換金できる?

図書カードNEXTは換金不可ですが、オークションで販売したり、金券ショップで買い取ってもらったりすることで現金化できます。

ただし、PINコードが削られている場合買取できないため、図書カードNEXTは未使用である必要があります。PINコードが削られていると、図書カードNEXTが手元になくてもIDとPINコードを知っていれば誰でもネットで残高を使用できるため、金券ショップでの買取は難しいでしょう。オークションに関しても、トラブルになりかねないためPINコードを削った状態で販売するのはおすすめできません。

一度登録した図書カードNEXTネットギフトを他人に譲渡できる?

一度登録した図書カードNEXTネットギフトを他人に譲渡できます。図書カードNEXTを利用したい場合、実店舗ではカードを持っている人が利用でき、ネットでもIDとPINコードがあれば利用できます。

また、図書カードNEXTネットはアカウント登録自体がないため、いわば持っている人が利用できるカードです。

まとめ

図書カードNEXTは、図書券と図書カードのデジタル版で、現在発行されているのは図書カードNEXTのみです。

図書カードNEXTに刷新され、ネットで利用でき便利になった反面、有効期限が設定されました。しかし、有効期限は10年もあるため、さほど気にしなくてもよさそうです。

図書カードNEXTネットギフトを利用すると、メールを一通送るだけでギフト送付が完了するため、キャンペーンに適しているギフト商品といえます。ただし、図書カードNEXTネットギフトだと購入できるものが書籍に限られるため、書籍以外の商品を検討したい方はデジタルギフトの利用がおすすめです。